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ベンツの車検が高いといわれる理由とは

2019年2月20日
ベンツの車検が高いといわれる理由とは

道路を颯爽と走るベンツに、誰もが憧れます。しかし、憧れを持つ一方でベンツの車検費用が気になる方は多いのではないでしょうか。そこで、この記事では憧れのベンツを購入するために知っておきたいベンツの車検費用についてご紹介します。車検に必要な工程と、安くなるコツも一緒にまとめたので購入を検討している方は、ぜひ読んでください。

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1.ベンツの車検を受ける場所は?

ベンツの車検を受けられる場所は国産車と変わらず、ディーラーや大手カーショップなどの整備工場で受けることができます。もちろんガソリンスタンドなどの格安車検でもベンツの車検を行うことが可能です。しかし、注意しなければならないこともあります。それは、ディーラーで車検を行うと「過剰整備」といわれる安全性に考慮した余分なメンテナンスを勧められる点です。
また、ベンツは輸入車なので点検をした実績が少なく、正しい整備が行われない整備工場もあるため、車検を行う際はしっかり下調べをするようにしましょう。

2.ベンツの車検費用内訳

車検にかかる費用は大きく分けて法定費用と点検整備料があります。国に納める必要がある法定費用は基本的にどのお店も変わりませんが、点検料金や部品代などがかかる点検整備料金は、整備工場によって大きく変わります。ベンツの車検費用が高いといわれるのはこの点検整備料金が高くなってしまうためです。
法定費用は重量2.0以下のEクラスのものでおよそ60,430円です。法定費用はどこで車検を受けても変動はほぼありません。その他の国産車でも特に変わらないかと思います。しかし、ここにベンツの「24ヶ月点検」という点検整備料金がプラスされます。
24ヶ月点検は、新車であれば3年ごとに必ず点検と整備をして、新車でなければ2年ごとに点検をすることになります。このときの点検整備料金に車検費用が左右されるのです。ディーラーのもとで点検整備をしてもらうと、基本料金がおよそ5万円以上になります。
しかし、格安であれば2万円から受けることができ、法定費用と点検整備料を合わせるとおおよそ8万~11万円という差が生まれます。この24ヶ月点検は整備工場に出さず自分で実施することも認められています。しかし、点検項目は室内をはじめエンジンルームや外回り、足回り・下回りなど全部合わせて56項目にもなるうえに、自分でやるとそれなりの設備や工具が必要となります。点検は、知識と技術もあわせもってはじめて行えるものなので、一般的に自分で点検するのは不可能でしょう。

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3.ベンツの車検の流れ

ベンツの車検の基本的な流れは以下のとおりです。
1.入庫
2.ボディ回り点検
3.タイヤ点検
4.足回り点検
5.下回り点検
6.サスペンション点検
7.エンジン下回り点検
8.各オイル漏れ・ダメージ点検
9.エグゾースト・パイプ、マフラ点検
10.エンジンルーム点検
11.室内点検
12.光軸調整・トーイン調整
13.ベンツ専用DASテスター診断
14.陸運局にて保安基準適合判定
15.洗車および返車
これ以上に細かく設定された項目をすべて検査します。このとき交換する部品によって車検費用が変わってしまいますので注意が必要です。
ベンツは車検費用がほかの車に比べて高いといわれているのは、部品の消耗サイクルが早いことにあります。ベンツの車検費用のほとんどが消耗部品の交換費用と部品代になり、予防整備と過剰整備の二つの整備方法によっても金額が大きく変わってしまうのです。
例えば、ディーラーに上記の項目すべてを検査してもらうと、消耗の早い部品がまだ使用できたとしても安全面を重要視して交換されます。国産車と違い、ベンツなどの輸入車は走行性能を重視した部品を使用しているため、長持ちする部品を使用することを重視している国産車よりも消耗品の交換サイクルが早くなってしまうのです。
例としてブレーキパッドがあげられます。ベンツのブレーキは効きが良いと言われていますが、その分摩擦などで減りが早くなり汚れやすく、結果として車検の際に交換を余儀なくされてしまうのです。さらに交換するための部品は日本ではなく、ドイツからの輸入品になるため、国産部品と比べて割高になってしまいます。

4.ベンツの車検は見積もりを取ってから

車検を受ける場所によってベンツの車検費用は変わってしまいます。ディーラーに任せると過剰整備で高くなる傾向があり、工場での整備だと整備費用を抑えることができたとしても部品代が割高となり、結果として高くなってしまう可能性があります。そこで大切なのがあらかじめ見積もりをすることです。無料見積もりをしてもらい、比較的安く車検ができるところを見つけましょう。
比較的安くなる整備工場の特徴は下記のとおりです。
・ベンツの点検や整備実績が豊富にある
・ベンツ専用の診断機を確保している
・部品が新品だけでなくリビルド品などでの交換に対応している
・相談しながら必要なものだけで車検を受けられる
費用を抑えることだけを重視して点検を怠ると、さらに費用を重ねる原因にもなりますが、交換を勧められる部品のすべてを交換しなくても、大丈夫なケースもあります。それはプロにしか分からないことなので、整備実績があり点検予算と相談しながら整備内容を柔軟に変更できる整備工場で車検を受けることをオススメします。

5.まとめ

ベンツの車検が高いといわれるのは、部品の消耗サイクルが国産車よりも短く、ドイツから新品の部品を輸入して部品交換を行うことが原因となっています。だからこそ、すぐに整備が必要な部分と後回しにしても問題ない部分などをしっかり認識して、予算に合わせた車検内容を相談できる整備工場が好ましいのです。
同じベンツであっても車種や状態によっても車検費用や整備内容は異なります。整備を重視するべきか値段を重視するべきかを明確にし、いくつかの整備工場で見積もりを取ってもらうことが大切です。

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一般の方には、車検の見積り書を見ても必要な整備か、必要な部品交換か、など判断し辛いと思いますが、イエローハットの車検担当者はお客様の許可なしに過剰整備や部品交換は致しません。全てお客様と相談のうえ、見積りを作成するため安心して任せる事ができます。ぜひ、イエローハットの車検見積りをWEB予約でお得に試してみてください

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