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愛車が車検に通らない理由とは?ケース別に解説

2019年2月20日
愛車が車検に通らない理由とは?ケース別に解説

車持ちの方にとって、車検は一大イベントなのではないでしょうか。できれば、スムーズに一発合格を決めたいですよね。しかし、不合格になってしまい、車検に通らない車も多くあります。では、車検に通らない車はどのような箇所で引っかかってしまうのでしょうか?

今回は、車が車検に通らない理由や再検査費用などについて説明していきましょう。

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1. 車検が通らない理由

車検での検査項目は多岐にわたります。スムーズに車検をパスする車もあれば、もちろんそうでない車あります。実は車検にも「引っかかりやすい項目」というものがあり、不合格になってしまう項目が粗方決まっています。

それでは、みなさんが見落としがちな引っかかりやすい車検項目をいくつか挙げていきましょう。

1-1. ヘッドライトで引っかかるケース

車の顔とも言うべきヘッドライトですが、意外にここで引っかかるというケースが多いです。車検では、ライトの正常な点灯の有無と同時にライトの光量測定も行います。光量が基準に満たない場合、その項目は不合格となります。ライト自体の劣化による光量不足の他に、ヘッドライトカバーの汚れや黄ばみなどで光量が低くなってしまっているケースも多いです。

1-2. カスタムをしていて引っかかるケース

車に改造を施している方も注意が必要です。車検に通るためには地面からマフラーの高さを最低でも9センチ確保する必要がありますが、車体を低くする改造を施してしまったがために車検に通らなくなってしまったというケースが多くみられます。また、窓フィルムにより運転席と助手席の窓の透明度が80%を下回ってしまい不合格になってしまったというケースも多いです。

1-3. オイル漏れで引っかかるケース

エンジンオイルやミッションオイルが少しでも漏れていると不合格につながります。パッと見ただけではなかなか気づきにくいところなので、見落としてしまったという方が多いようです。

1-4. 電球切れやレンズの割れでひっかかるケース

意外にも車にはかなりの数の電球が使われています。方向指示器やハザード、ウインカー、スモールライト、バックランプ、ブレーキランプ、シートベルトの警告灯など、何かがひとつでも点灯しないと不合格になってしまいます。また、ライト類のレンズの破損にも注意が必要です。

2. 車検前にしておきたいメンテナンス

車検をお願いする前には、事前に点検やメンテナンスをしておくことをおすすめします。ヘッドライトの汚れや車内電灯切れなどの自分で防ぎようのある簡単な項目で引っかかってしまって、再車検になることは避けたいですよね。事前点検によるメンテナンスをしておくと、車検審査時の不合格を防ぐことができますし、車検満了日まで安全に車に乗ることができます。

それでは、車検前にしておきたい点検やメンテナンスをご紹介していきます。

2-1. 電灯類やワイパーブレードのメンテナンス

車に搭載されているライトの状態、ワイパーブレードのゴムの劣化具合などは自分の目視で点検できます。もし劣化による破損などを見つけたら、事前に交換しておきましょう。ブレーキランプなど1人だけで確認するのが困難な箇所は、誰かに手伝ってもらい確認するといいでしょう。

2-2. ブレーキ周りのメンテナンス

車のメンテナンスで最も重要ともいうべき箇所がブレーキです。ブレーキ周りの故障は大事故につながりやすい要因でもありますので、車検時にも厳しく検査をされます。

ブレーキオイルやブレーキパッドの点検や交換は前もってしておくほうがいいでしょう。車検に通るためにも、安全に車に乗るためにも事前にブレーキ関連は特にしっかりと点検とメンテナンスをしておきましょう。

2-3. タイヤのメンテナンス

タイヤのスリップサインが見えてきてないか、ホイールが破損していないかなどの目視確認やタイヤローテーション等のメンテナンスをしておくと安心です。

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3. 車検が通らなかった時の対処法

3-1. 車検が通らなかった車で公道を走ったら?

車検切れや車検が通らなかった自動車で公道を走行した場合、道路運送車両法により6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金に課せられる場合があります。また同時に自賠責保険の有効期限も切れているということになるので、自動車損害賠償法により、90日の免停と1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金に課せられる可能性もあります。もちろん運転免許点数も減点されてしまいます。

車検の無い状態での運転にいいことは何一つとしてありません。必ず車検の通った適正な車で公道を走るようにしてください。

3-2. 再車検することができます!

それでは、もし車検に通らなかった場合どのように対処すればいいのでしょうか?一度引っかかってしまったら終わりというわけではなく、車検は何度でも受けることが出来ます。

1回の車検申請での当日検査は3回まで。つまり、もし引っかかってしまったとしても当日ならあと2回無料で再検査をすることができます。それでも合格できなかった場合は手数料を支払えばプラス3回再検査が可能です。

もし当日に合格ができなかったとしても、後日の再検査というものがあります。車検証が無くても15日以内なら公道を走ってもよいとされる「限定自動車検査証」というものを発行してもらい、15日以内に再検査を行うというものです。15日以内であれば、再検査箇所は不合格となった箇所のみで大丈夫ですが、15日を過ぎてしまうと通常通りの手数料がかかってしまい、検査も最初からになってしまうので注意しましょう。

4. 再車検にかかる費用は?

再車検に関する費用についてですが、不合格箇所が15日以内に直る場合は不合格箇所のみの検査でよいので費用は1,300円程度で済みます。しかし、15日を超えてしまう場合は最初からまた検査をし直さなければいけないので、普通車で1,800円、小型車で1,700円の費用がかかってしまいます。また、その場合は限定自動車検査証の有効期限も切れていますので、車を移動させるレッカー車や仮のナンバープレートを用意するための費用も別途必要になります。

5.まとめ

車検にはたくさんの検査箇所がありますが、不合格になりやすい箇所というものがあります。ということは、事前にしっかりと車の点検やメンテナンスを行い、「引っかかりやすい箇所」のチェックを怠らなければ、スムーズに車検を通る確率がより高くなるということです。

自分で簡単に確認できるところも多くありますので、車検に引っかからないためにもぜひ事前点検やメンテナンスを積極的に行うようにしてくださいね。

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