後悔しない車検の選び方のポイントを解説!

車検といっても最近ではさまざまな場所で手軽に受けることができます。しかし、一体どれが自分に合った車検なのか、わかりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。今回は数多くある車検のなかから、あなたに合った車検の選び方をご紹介します。
1. 車検が受けられる場所
車検が受けられる場所はたくさんあり、選ぶのも一苦労です。しかし、それぞれの特徴を見ていくことで、自分に合った車検の選び方がわかるようになります。では、まず車検の種類からご紹介しましょう
1-1. フランチャイズ車検専門店
最近急速に拡大しつつある、車検を専門にした店です。フランチャイズのため、費用も一律で料金がとてもわかりやすく表記されており、さらにとても安く車検を行えます。技術・サービスに関しても安心感があり、整備の技術力と安さのバランスがほどよい面がフランチャイズの魅力です。
デメリットとしては、予約が必要であるということと、車検のコースによっては代車が無いので持ち込み持ち帰りが基本であるという点です。
1-2. 民間整備工場
民間整備工場の場合のメリットは、車検を行った際に部品交換をする必要があった場合、リビルト品といわれる部品のリサイクル品を利用して車検費用を抑えられる点や、場所によってベテランの整備士がいた場合、幅広い車種の知識と経験で、品質の高い点検・整備を行ってもらえるという点があげられます。
デメリットとしては、工場によっての技術の差もあり、土日祝日休みの工場が多く利用しにくいという点があげられます。また、最近ではコンピューター制御されている車種もありますが、熟練の整備士であっても、最新の知識には乏しい可能性があります。
1-3. ユーザー車検
ユーザー車検のメリットはなんといっても、車検費用を大幅に安く済ませることができるという点です。自分で全ての点検を行うので、車の知識も自然とついてきます。
デメリットとしては、安くすませられるぶん、手間と労力が増えてしまうという点です。知識が乏しい方がユーザー車検を行うのは難しいかと思います。
1-4. ユーザー代行車検
前述のユーザー車検との違いは、分解を伴わない最低限の整備と、車検の予約、そして国の検査場で検査を受けるまでの手続きといった、ユーザー車検の中でも少々面倒な点を代行してくれるというものです。
デメリットは、整備の品質と信頼性には少々難がある点で、さらに分解を伴う整備が法律上出来ないので、万が一車検が通らなかった場合、他の車検業者に改めて整備依頼をする必要があります。安くは済ませられますが、リスクが大きいので利用の際は注意が必要です。
ここまでお伝えした以外に、もっと手軽に行える車検があります、それは「ディーラーでの車検」、「カー用品店での車検」、「ガソリンスタンドでの車検」です。今回は、これらの車検方法をくわしくご紹介していきましょう。
2. ディーラーでの車検
ディーラー車検は割高なイメージを持つ方もいらっしゃると思います。しかし、「なぜ、割高なのか」という点については知らない方も多いのではないでしょうか。ディーラー車検のメリット・デメリットについてくわしくご紹介します。
2-1. ディーラー車検のメリット①部品交換の際は純正パーツを使用
万が一車検で部品交換が必要な場合、ディーラー車検で交換するのは純正パーツです。値段は割高ではありますが、高品質が約束されるので「安心」を買うと考えると安く感じます。
他で車検を受けた際は、リビルト品などの純正ではないリサイクルされたパーツを使うことも多く、微々たる差かもしれませんが、その車両の本来の動きを損なう可能性も考えられます。そのように考えると部品の価格も納得です。
2-2. ディーラー車検のメリット②整備の質は折り紙付き
ディーラーの整備士の腕は、直接そのメーカーのイメージや信頼性、安全性にも直結するものです。確かな腕が無ければ、ディーラーの整備士にすらなることができません。それゆえに、ディーラー車検での整備内容には信頼と安心感があるのです。さらに、メーカーが指定した整備のチェック事項も厳重であり、メーカーの看板に恥じない、手厚い整備内容が約束されます。
2-3. ディーラー車検のメリット③ディーラー固有のサービスがある
車検などをディーラーで行うことで、新車の購入時に融通を利かせてくれることもあるようです。さらに、キャンペーンのタイミングで車検を行うと、グッズや割引券等ももらうことができます。来店だけでもらえる場合もあるので、車検を行う際は、ディーラーでキャンペーンなどが開催されているかどうかも一緒にチェックしてみましょう。
2-4. メリットは高い安全性、デメリットは割高感
デメリットは前述した通り、やはり費用が「割高」になってしまうという点です。しかし、逆にそれ以外のデメリットが無いため、「安全性」を購入すると考えると安く感じます。
ディーラー車検においては、費用がかさみがちな反面、得られるのは「手厚さ」と確固たる「安心感」です。
3. カー用品店での車検
カー用品店での車検は、ガソリンスタンドでの車検同様、お手軽なイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。コンビニ感覚で入れる気軽さも魅力です。
そんなカー用品店のメリット・デメリットをくわしくご紹介します。
3-1. カー用品店車検のメリット①車検完了までの「スピード」
車検専門店も驚くほど、近年のカー用品店車検は、素早く車検を完了させます。車検の見積もりの際は、きちんとコミュニケーションをとるサービスの姿勢に「安心感」も得ることが出来ます。
3-2. カー用品店車検のメリット②「価格」も納得の安さ
車検専門店と変わらないほど、価格の面でもカー用品店での車検は安いです。さらに、カー用品店ならではの特徴として、消耗品とされる「タイヤ」「オイル」「バッテリー」などを大量に仕入れているので、部品交換の際は安価で購入することができることが魅力です。車検費用もそのぶん浮かせることができます。
3-3. カー用品店車検のメリット③固有のサービスがある
カー用品店では、そのほとんどに「会員カード」が存在します。会員になることで車検の費用が安くなるなど、その他のメンテナンスにも長期的に役に立つ特典が多いのが特徴です。
このように、車検専門店と比べても変わらない「スピード」と「安さ」と、「充実したサービス」がカー用品店における車検の利点です。
3-4. カー用品店車検のデメリット
店舗によっては車検がその場所でできない場合もあり、即日の車検ができないのがデメリットです。
さらに、車検の内容によっては手間のかかる重整備が必要になってしまった場合、カー用品店では対応出来ない可能性があるのです。また、その整備の技術にもバラつきがあるので、その点もデメリットと言えます。
4. ガソリンスタンドでの車検
ガソリンスタンドでの車検は、さらに手軽に受けられるイメージがあるのではないでしょうか。24時間の所もあるので、時間が選べない忙しい毎日を送っている方には便利ですね。そんなガソリンスタンド車検のメリット・デメリットをくわしくご紹介しましょう。
4-1. ガソリンスタンド車検のメリット①柔軟な対応力が強み
価格面でカー用品店と並ぶほど安価で車検ができ、受け入れ車種の幅も広いので、さまざまな車種の車検を行うことができます。さらに、24時間受付のガソリンスタンド車検もあり、その柔軟な対応力は他にはない強みです。
4-2. ガソリンスタンド車検のメリット②ガソリンスタンドらしいサービスも付随
ガソリンスタンドで車検を行うことで、代車や洗車もサービスで付く場合があります。場所によっては会員カードもあるので、それによって値引きなどのサービスもあるようです。
4-3. 利便性が高いガソリンスタンド車検
このように、幅広い車種を受け入れ24時間可能など対応が柔軟であり、場所も多いので実に利用しやすいという「利便性」がガソリンスタンドの売りです。
4-4. ガソリンスタンド車検のデメリット
店舗によって代車を出してくれる場所もありますが、大体は持ち込み持ち帰りです。
整備士にもその技術や知識のレベルにバラつきがあるので、見極めが必要とされます。交換部品なども、豊富な種類があるわけではないので、万が一、交換が必要な部品が出てきた場合は、他で整備した方が部品代を安くできる可能性があります。
5.まとめ
さまざまな場所で車検は行えますが、その内容にはそれぞれ特徴があります。全体的に価格が安いと整備の安心感が低い傾向がある印象です。
しかし、価格が安くても腕の立つ整備士がいる可能性も十分にあるので、車検場所を選ぶ際は、信頼できる場所を「見定める目」というのも必要になってくるのではないでしょうか。
こちらの記事を参考に、あなたにとって信頼のおける車検場所をぜひ探してみて下さい。
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